レーシック体験・その4

連れられて行った手術室の入り口で、靴をぬぎ、スリッパに履きかえました。

まずはレーザーによるフラップの作成からです。

そこにはクリニックのホームページで見たことのある大きな機械があり、そのそばで仰向けに寝っころがりました。

そして目を開けておくために、右目に開瞼器をつけられました。

この時麻酔が十分効いているので痛みはまったくないのですが、気持ちわるいです。

強い圧迫感がありました。

目を大きく開いたところで、レーザーをあててフラップを作りました。

それは20秒くらいであっという間におわりました。

左目も同様にすぐおわりました。

フラップを作ったあとは、まわりの景色は見えないとおもっていたのですが、意外とよく見えます。

白くもやがかかってはいるのですが、それほどどうといったことでもありませんでした。

そのあと、すぐとなりにある別の手術室へそのまま自分で歩いて移動しました。

そのときも特に支障はありませんでした。

その手術室では、エキシマレーザーの照射がおこなわれました。

こちらもまずは最初に、機械のそばに行って仰向けに寝っころがります。

そしてこちらでも目をひらくために開瞼器をつけました。

やはり圧迫感があって気持ちわるいものです。

エキシマレーザーの照射は最初に右目から。

なにか尖ったようなものでフラップをめくられて、機械を慎重に目の位置にセットします。

セット終わってから機械の中に、緑色が見える部分が、大きく赤く見える光の中にあるのでそれを見るようにいわれました。

そしてついにいよいよレーザーの照射です。

「照射時間21秒」と声がきこえます。

そして実際にレーザーがあてられました。

しばらくすると髪の毛の焼けるような、強いにおいがしてきました。

麻酔が効いているので、まったく痛みはありません。

そして「あと5秒、4秒、3秒、2秒、1秒、終了です」とカウントダウンの声とともに右目のレーザー照射は終わりました。

それから開瞼器をつけたままで、目からあふれるくらいの水で目を洗い、数種類の目薬をさされました。

右目の開瞼器をはずされたあと、つぎは同じように左眼に開瞼器をつけられました。

そして先ほどと同じようにフラップをめくられたのですが、なぜか左眼のフラップはうまくれませんでした。

なんだか貼り付いていたかんじでした。

それでも何度かめくっているうちに、ようやくフラップをうまくめくることが出来ました。

内心「早くしてー」という気持ちでした。

その次は、レーザーの機械を左目にセットするのですが、これもなかなか位置が決まりません。

何度も機械を動かしては位置をセットしていました。

しばらくしてようやく機械の位置を決め、目の前に見える光を見ました。

しかし右目の時は緑色の光がはっきりと見えていたのですが、左目の場合はよく見えませんでした。

うっすらと緑色が見えるかどうかくらいでしたので少々不安な気分になりました。

しかしどうしようもないので、目を動かさないようにまっすぐ上を見ることにしました。

今度は「照射時間15秒」との声が聞こえます。

続いてすぐにレーザーの光があてられました。

しばらくして同じように「あと5秒、4秒、3秒、2秒、1秒、終了です」とカウントダウンの声が聞こえてきました。

そのあと、右目のときと同じ様に、水で目を洗い、目薬をさされました。 

そして開瞼器をはずされ、手術そのものは以上で終了です。

あれっというほど、実ににあっけない手術でした。

レーシックの手術はは、全部で15分程度で済みました。

その間麻酔がよく効いていましたので、まったく痛くもかゆくもありませんでした。

そのあとは、自分でそのまま歩いて休憩室へ行きました。

手術直後の視界は、すこし白くもやがかかった状態でしたが、想像しているよりは、まわりの景色がはっきりと見えました。

さらにその後来、視力が回復している実感がありました。

暗い休憩室へ移動したあと、15分ほど休憩しました。

休憩室にはそれぞれカーテンで仕切られた一人用ソファがいくつかありました。

スタッフの人に、眠ってしまうと涙が少なくなるので寝ないで下さいと言われ、しずかに目を閉じて休みました。

そこで休憩した後には、ドクターによる検診がありました。

そのとき「うまく手術されています」と言われました。

目の状態をみて、特に何も問題はなかったようです。

そして二種類の目薬をさしてもらいました。

その後はスタッフに受付前まで連れられて行きました。

レーシックの手術はこれですべて終了しました。

時計を見ると午後4時15分を指していました。

今日はおよそ2時間ちかく時間がかかりました。

手術のあとは、建物をエレベータで1階へおりました。

そしてそのままJRの有楽町駅まで歩いていきました。

そのときは保護メガネをしていましたが、歩くぶんにはまったく問題ありませんでした。

駅に到着してキップを買うとき、頭の上のほうにあった料金表を見たのですが、すでに視力が回復していて普通に料金が読めました。

そのまま電車に乗って、今夜泊まる宿へ直行しました。

さすがに手術直後とあって、今夜はどこにも寄り道は出来ませんでした。

手術のあとはしばらくのあいだ、3種類の薬を一時間おきに点眼しなければなりません。

これが結構めんどうでしたが、目の炎症を抑えるためなのでわすれないようにしなければいけません。

また、今日は入浴も出来ません。

手術後しばらくは、白いもやがかかったような視界でしたが、午後7時ころになると、ほとんどそれもなくなりました。

けっこう視界がクリアになってきたのですが、照明のライトなどを見ると、光がにじんで見えて幻想的でした。

近くのコンビをのぞいて、宿に着いてからはどこへも出かけませんでした。

できるだけ目に負担をかけないように、今日は早目におとなしく休むことにしました。

目の保護のため、寝る前には透明なプラスチックでできたプロテクターを目にテープで貼り付けてからふとんに入りました。

午前中に仕事をして、その後にレーシックの手術をうけたのですが、今日はなんだか長い一日だったような気がします。

でも手術が無事終わってほっとしました。